技術のご紹介

Technology Information

さまざまなカスタマイズ製品をご提案

当社は既存の製品以外にもさまざまな開発を行っています。お客さまのニーズにあった製品をご提案しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

当社のものづくりのベースとなる「セルキャストアクリル板」、セルキャスト製法に基づく5つの基本技術「CLAREX テクノロジープラットフォーム」について詳しくご紹介します。

CLAREX セルキャストアクリル板

MMA(アクリルシート)には「セルキャスト製法」と「押し出し製法」がありますが、当社はアクリル樹脂の特性を最大限に活かせる「セルキャスト製法」を採用しています。当社独自の精密セルキャストアクリル板の特徴や、セルキャストアクリル板の製造方法(生産工程)を詳しくご紹介します。

精密セルキャストアクリル板の特徴

セルキャストアクリル板(PMMA)の生産工程と製造方法

STEP
熟成工程

主原料であるMMAモノマーを用いて、セルキャスト板の原料となるプレポリマー(粘り気のあるシラップ)を作ります。モノマーとモノマーが反応してくっつき、順々に繋がって長い鎖状になります。モノマーを人間に例えると、人と人が手を繋いでいるようなイメージです。

STEP
組立工程

熟成工程で完成したアクリル樹脂板の原料であるモノマーを独自技法で注型し、次の工程へと流れていきます。この技法は『セルキャスト製法』と呼ばれており、門外不出の極秘技術です。この技法こそが当社最大の強みとなっています!

STEP
重合工程

独自技法で成型したものは、加熱されることによって液状からシート状に重合されます。重合時の温度条件が高いほど人が手をつなぐスピードが速くなり、重合は速く進みます。重合時間は厚みによって異なり、厚い板になると数日にわたります。

STEP
検査工程

重合工程を経てアクリル樹脂板は完成ですが、最後にとても重要な工程となる品質チェックが行われます。アクリル樹脂板中の異物、表裏の欠陥、板厚の分布などを規格に照合しつつ、一枚ごとに検査を行いランク付けをします。この検査精度の高さが、高品質を誇る当社製品の要となっています。

STEP
貼付工程

表面の汚れ・キズなどを防ぐために、保護フィルムを両面に貼り付けます。

STEP
切断工程

当社の規格サイズに切断します。

CLAREX テクノロジープラットフォーム

セルキャスト製法に基づく5つの基本技術「設計(光学/物性)・板厚・表面形状・コーティング・加工」について詳しくご紹介します。

5つの基本技術

設計 光学/物性

Design (Optical/Polymer)

細やかなデザイン

  • 光学設計(オプティカルデザイン)参考: CLAREX ハイコントラスト技術について
    • 波長をコントロールする技術-UV/NIR/Laser Scannerフィルターなど
    • 散乱現象をコントロールする技術-HSOT導光板/プロジェクションスクリーンなど
  • 物性設計(ポリマーデザイン)
  • 低吸水アクリル樹脂板/耐熱アクリル樹脂板など

板厚

Thickness

0.2mm~90mmまでの板厚制御

  • CLAREX 精密板:0.2~5.0mm
    • 精密板は、0.1mm単位での制御が可能です。
  • CLAREX 汎用板:2.0~90mm

表面形状

Surface Texture

多様なノングレア・マット形状も選択可能

  • ガラス並みの超平滑性を有します。

射出成形や押出し板では得られない高いフラット性

  • 片面ノングレア(片面マット)
  • 両面ノングレア(両面マット)
  • 表裏異なる違うノングレア(もしくはマット)など、さまざまな組み合わせが可能です。

コーティング

Coating

多種多様な薄膜コーティング技術

  • 超平滑ハードコート・アプリケーション別ノングレアハードコート
  • 反射/増反射(ARコート/ミラーコートなど)
  • 抵抗膜(ITOコート/電磁波シールドなど)
  • 抗菌
  • 防指紋・防汚(撥水コート/親水コートなど)
  • 賦形(レンズ/プリズム)
  • 選択吸収(IRカットコートなど)

加工

Processing

材料生産から製品加工まで

  • NC加工(90゜加工/V溝加工/鏡面加工)
  • 印刷(スクリーン印刷)
  • 成型(曲げ加工/ブロー/プレス)
  • 貼り合せ(UV/熱/溶液)